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だしの素って何?

2023/02/21

釜飯

簡単手軽に【だし】を作れる魔法の粉、だしの素。
このだしの素って添加物の塊だ!などと悪者のような扱いをされることもありますが便利で使い方次第で料理も美味しく仕上がります。

そんな身近な調味料であるだしの素について紹介します。


だしの素とは?


だしの素は『風味調味料』という規格に入っているものです。

だしの素の定義
”調味料(アミノ酸等)及び風味原料に砂糖類、食塩等(香辛料を除く。)を加え、乾燥し、粉末状、か粒状等にしたものであつて、調理の際風味原料の香り及び味を付与するものをいう。
風味原料は節類(かつおぶし等)、煮干魚類、こんぶ、貝柱、乾しいたけ等の粉末又は抽出濃縮物をいう。"
となっています。

つまり、だしの原料になる素とアミノ酸、砂糖、塩などを混ぜたものがだしの素です。

量販店に行くといろいろなメーカーさんのだしの素が並んでいます。
ほんだし、素材力、シマヤだしの素などなど。
飲み比べることはあまりないですがそれぞれ味が違います。そして値段も違います。

だしの素の味や値段はなぜ違うの?

1.製造方法が違う


顆粒になっていか? or 粉を混ぜただけか?
(顆粒はいろんな粉を混ぜて1つの粒にしているものです。)
どちらが良いかというわけではないですが、粉を混ぜただけだと、しけって塊になりやすいかもしれません。

2.原材料が違う


風味原料がどれだけ入っているかがだし風味の決め手です。言ってしまえばかつお節の粉末がどれくらい入っているか?ということです。
これが多いと価格が高くなります。逆に少ないと安くなります。

他にも、砂糖が多いと甘くなりますし、塩が多いと塩辛くなりますのでだしの素を選ぶ時にはぜひ裏面表示の原材料も確認してみてください。
商品によっていろんな特徴があるのがよくわかると思います。

今ではアミノ酸調味料の代わりに酵母エキスを入れているものが多くなってきましたし見慣れない原材料が配合されていたりもします。
酵母エキスは普段の生活では待ってく見ることも手にすることもない素材です。
知らず知らず口にしているのによくわからないものの筆頭格ではないでしょうか?
酵母エキスについては改めてご紹介させていただきますね。

おわりに


いかがでしょうか?
味も値段も違うだしの素。
お湯に溶かすだけで簡単使える調味料なので上手に使えると料理の幅も広がりますのでぜひ自分に合っただしの素を見つけてみてはいかがでしょうか?




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