2022/11/08
2023/09/06更新
フードスペシャリストは、公益社団法人日本フードスペシャリスト協会が認定する民間資格です。
この資格を取得するには、フードスペシャリスト養成課程を履修し、日本フードスペシャリスト協会が実施する認定試験に合格する必要があります。
この資格は、他の一般的な民間資格と異なり、特定の大学や短大で設定された必修科目を修了することも要件に含まれています。
詳細は日本フードスペシャリスト協会の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
フードスペシャリストの養成課程では、栄養だけでなく、食品衛生、マーケティング、食卓のコーディネート、マナーなど、食に関する幅広い知識を習得します。
食に関わる業界は多岐にわたり、専門知識が必要です。
商品開発の例を挙げると、商品の開発だけでなく、品質管理やマーケティングなど、幅広い知識が求められます。
フードスペシャリストの取得は、多岐にわたる学習を通じて、食に関する知識と技術の幅広い基盤を築くことにつながります。
フードスペシャリストは民間資格であり、一方、栄養士は都道府県知事から交付される国家資格です。
両者の立場は異なります。
フードスペシャリストの受験資格は以下の通りです。
①養成機関の最終年次に属する学生
②4年制大学に置かれた養成機関の第3年次に属する学生で、第3年次中に所定の授業科目の単位の全てを修得すると認められる方
③養成機関を卒業し、指定の授業科目の全単位を修得した学生(修得見込みの学生も含まれます)
フードスペシャリストになるための必修科目としてこちらの科目を修める必要があります。
フードスペシャリスト論 2単位以上
食品の官能評価・鑑別論 2単位以上
食物学に関する科目 5単位以上
食品の安全性に関する科目 2単位以上
調理額に関する科目 4単位以上
栄養と健康に関する科目 2単位以上
食品流通・消費に関する科目 2単位以上
フードコーディネート論 2単位以上
合計 21単位以上
フードスペシャリストを取得するためには、特定の必修科目を修了し、資格認定試験に合格する必要があります。
資格認定には、試験の合格、必修科目の取得、養成機関の卒業が含まれます。
詳細については、公益社団法人日本フードスペシャリスト協会の公式ウェブサイトをご参照ください。
参考:公益社団法人日本フードスペシャリスト協会
(https://www.jafs.org/index.html)