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お米のおいしい季節 米の生産量ベスト10

2022/11/01


夏の暑い日が過ぎ、少しづつ秋の季節になってきました。
この時期になってくると田んぼの稲の穂も膨らみはじめ新米の季節到来という気分になってきます。
みなさんにはこれって言うお米はありますか?
スーパーで売っているお米からお取り寄せのお米まで、日本には多種多様なお米がたくさんありますが、お米のことってどれくらい知っていますか?

今回は、データから知るお米の情報をご紹介いたします。


お米の消費量


お米の1人当たりの年間消費量は昭和37年度は118kgの米を消費していましたが、令和2年度の消費量は半分以下の50.8kgにまで減少しています。
これは月に直すと約4㎏、1日当たり約140g程度になります。
令和3年の水稲の収穫量(主食用)は700万7,000で前年産に比べ21万9,000t程度の減少となります。
このように、人口減少など様々な理由でお米は生産量、消費量ともに年々減少傾向にあります。
その結果、平成26年以降はパンの支出金額が米の支出金額を上回るようになりました。

お米の生産量ベスト10(国内)


順位 都道府県 収穫量(t)
1位 新潟 666,800
2位 北海道 594,400
3位 秋田 527,400
4位 山形 402,400
5位 宮城 377,000
6位 福島 367,000
7位 茨城 360,000
8位 栃木 318,500
9位 千葉 297,500
10位 青森 283,900

米どころと呼ばれている都道府県が上位に入っています。
どちらかというと北国で寒い地域が多い印象です。
その中でも北海道は全国2位の生産量を誇っており、米どころと言っても過言ではないくらいの量を生産しています。

世界の米生産量ベスト3


順位 都道府県 収穫量(t)
1位 中国 1億4,700万
2位 インド 1億1,800万
3位 バングラディシュ 3,600万

「PS&D」(米国農務省)(2019/20年 、精米ベース) (2020年8月時点)

米食文化のアジア圏の国々が上位を独占しており、人口や国土面積に応じて生産量も多くなっています。
世界の米生産量は約5億精米トンにもなり、世界1位は中国で全体の30%を占めています。
日本が占める割合は2%程度にしかなりません。

お米の品種ベスト10 (作付割合)


順位 品種名 作付割合 主要産地
1位 コシヒカリ 33.7 新潟県、茨城県、栃木県
2位 ひとめぼれ 9.1 宮城県、岩手県、福島県
3位 ヒノヒカリ 8.3 熊本県、大分県、鹿児島県
4位 あきたこまち 6.8 秋田県、茨城県、岩手県
5位 ななつぼし 3.4 北海道
6位 はえぬき 2.8 山形県
7位 まっしぐら 2.5 青森県
8位 キヌヒカリ 1.9 滋賀県、兵庫県、京都府
9位 きぬむすめ 1.6 島根県、岡山県、鳥取県
10位 ゆめぴりか 1.6 北海道

参考資料「令和2年産水稲の品種別作付動向」(米穀機構)
(https://www.komenet.jp/data/jishuchousa/hinsyu/)

メジャーどころのコシヒカリ、ひとめぼれを筆頭にいろいろな品種がありますが、食べたことのある品種は何種類くらいあるでしょうか?もちろん、同じ品種でも産地や育て方によって味が変わってきます。
このランキング以外にも数多くのブランド米が作られ、今ではその数、なんと900種類以上もあります。
色々なお米を食べ比べてみて甘味や粘りなど自分の中での一番を見つけるのも面白いかもしれません。
炊きたてのご飯は何よりのごちそうです。

新米の季節。ホカホカの炊きたてご飯で素敵な食の時間をお過ごしください!

新米


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