2022/07/20
暑い毎日が続くと食品が痛まないか?衛生面が気になってきます。
コロナ禍を経てより一層身近になったテイクアウトという食べ方ですが、暑い日にテイクアウトする際、安心して食べるための心がけたいポイントについてご紹介いたします。
温度が高いと一般的に菌数の増殖が早くなります。
食中毒菌と言われる菌の増殖の際の一番最適な温度は、腸管出血性大腸菌で37℃、サルモネラで40℃、カンピロバクターで42℃、黄色ブドウ球菌で37℃となっています。
このように夏場の暑いときは食中毒菌にとっては増殖しやすい温度になっている可能性があるため、この温度帯におく時間を極力短くすることが大切です。
1.持ち歩く時間を極力短く
例えば、テイクアウトの食べ物を買う以外の用事があるときには、その用事がすべて済んでからテイクアウトの食べ物を買うようにしましょう。
買ってから寄り道などをしているとその分、持ち歩く時間が長くなり菌数の増加のリスクが出てきます。
2.買ったらすぐ食べるのが基本
買ったものを室内などに放置しておくとその分、菌数増加のリスクが生じます。
すぐに食べることができない場合は冷蔵庫などで保存するようにしましょう。
3.しっかり手を洗う。
石鹸やハンドソープなどを用いて指の間、手の甲から手首までしっかり洗うようにしましょう。
食中毒にはノロウイルスなども関係しますがノロウイルスはアルコールでは死なないので手洗いは大切です。
参考
農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/teiku.html